エーアイティーが開発・販売するAITエマルジョン燃料製造装置は、燃料コストの削減と地球環境保全や低炭素社会実現に貢献する装置です。さらにランニングコストを下げるため、人の操作を極力省くため、全自動運転での稼働を実現しました。
制御装置
エマルジョン製造装置
本装置は、自動制御を行う「制御装置」と
エマルジョン燃料を製造する
「エマルジョン燃料製造装置」で構成されます。
現場に最適な製造能力 ~機種ラインナップ~
本装置は、お客様が必要な燃料量に対してご希望の装置をご用意しています。100リットルタイプなら1時間位100リットルまで、250リットルタイプは1時間に250リットルまでのエマルジョン燃料を製造可能で、お客様のご希望の製造量に合わせた装置を選択あるいは組み合わせすることができます。
装置仕様
100リットル型 | 制御装置 | 製造装置 | 全体 | |
---|---|---|---|---|
サイズ | 幅 | 650mm | 1000mm | 1650mm |
高さ | 1,700mm | 1,700mm | 1,700mm | |
奥行 | 800mm | 800mm | 800mm | |
重量 | 50kg | 200kg | 250kg | |
電気 | 200V 三相3線 |
大容量生産を可能にする拡張性
本装置は1時間あたりの製造能力によって「100リットル」「250リットル」「500リットル」と3タイプの機種をラインナップしています。これらを250リットルの倍数ごとにユニット化することで、1時間あたり1キロリットルや3キロリットルといった大容量のエマルジョン燃料製造が可能です。
例)
(1)250リットル型×4台(1ユニット)=1時間あたり1キロリットルの製造が可能
(2)(1)のユニットを3ユニット連結することで3キロリットル、5ユニット連結することで5キロリットルの製造が可能です。プラント型の大型製造装置化も可能です。
ユニット方式を用いると、万が一4台のうち1台が故障しても他の稼働でカバーできるため損害を最小限に抑えられます。
変動要因に合わせた連結・分岐
ボイラー1台につき製造装置を設置する必要はありません。本装置は細かな連結・分岐が可能で、エマルジョン燃料の年間必要量やシーズンのピークに合わせた製造量の調整が行えます。
例)冬は1キロリットル(毎時)・夏は13キロリットル(毎時)の製造が必要な場合
1キロリットル型1台を置き、夏はボイラー稼働に連動させず、ボイラー休止時もフル稼働させ、別設置の貯蔵タンクにエマルジョン燃料を貯蔵することでピーク時にも燃料を使用できるようにする